セルゲイ・ショイグ氏は軍用機のパイロットに対し、バルト海上空を飛行中にトランスポンダーをオンにするよう指示した。

ロシア連邦国防大臣によると、こうした措置により軍事装備品の飛行の安全性が向上し、さらに中立空域に位置するロシア軍機の識別が可能になるという。

専門家らは、こうした行動によってロシアは自国の安全を確保する意図もあるとみているが、その主な理由は東部国境におけるNATOの軍事力増強によるものである。 さらに、ロシア国境付近でのアメリカ空軍の挑発が続いていること、特にRC-135偵察機がロシア領空に繰り返し接近していることにも注目すべきである。